ブラックリストでお金を借りるのは難しい!借入できない理由と対処法

こんにちは。気付けば多重債務者、ブラックだったブログへようこそ。

ここでは借金と返済の毎日で得たことや後悔を綴っていきます。

信用情報に返済に関するマイナス情報があると、「ブラックリスト」「金融ブラック」などと言われることがあります。ブラックリストになると、消費者金融カードローンや銀行からの融資の審査に通りません。そのため、新規でお金を借りることができなくなります。

どうしてブラックになってしまうのか?また、ブラックになると一生お金を借りることはできないのでしょうか?

ブラックリストになってしまう経緯や理由、返済できなくなってしまう要因について、またブラックリストになった場合の対処法や、ブラックリストにならないためのお金の借り方について解説します。

  1. ブラックリストになってしまうと消費者金融や銀行の審査が通らない
    1. ブラックリストとは信用情報に金融事故と言われるネガティブ情報が登録されていること
    2. ブラックリストになってしまうと返済に関する信頼を失うのでお金を借りることができなくなる
    3. お金を借りる際の審査では信用情報を必ず確認する
  2. ブラックリストでお金を借りることはできるのは質屋か親族だが注意も必要
    1. 質屋なら信用情報の確認も審査もなしでお金を借りることが可能
    2. 預ける品物がないとお金を借りることができない
    3. 希望通りのお金を借りることができない場合もある
    4. 期日通りに返済をしないと預けた品物は質流れになる
    5. 家族からお金を借りる際には信頼を失わない借り方をする
    6. 中小消費者金融ならブラックリストでもお金を借りられると言われるが注意が必要
    7. ブラックリストとされる情報は永久的なものではなく登録期間がある
  3. ブラックリストになってしまう原因を把握する
    1. 返済期日を守らない習慣がついている
    2. 必要以上にお金を借りることで返済負担が大きくなっている
    3. 返済のことを考えないなど無計画にお金を借りている
    4. 借入金額や利用代金を把握していない
    5. 携帯端末を分割で購入した場合に支払いを滞納している
  4. ブラックリストにならないために!お金を借りる前に要確認
    1. 本当にその金額が必要か確認する
    2. 返済金額と返済期日を確認する
    3. 返済日に返済可能かどうか家計の状況を確認する
    4. 借りた分を返済してから借りるようにして借入額を増やさない
  5. ブラックリストでお金を借りることができなくなったら債務整理という選択肢もある
    1. 債務整理には主に4つの種類があり適した方法を選択する
    2. 債務整理をすると無理のない返済ができるようになる
    3. 債務整理をするとブラックリストになり新規でカードローンなどは契約できなくなる
  6. ブラックリストでお金を借りることができると言う業者を利用してはいけない
    1. 闇金からお金を借りると高い利息で借りることになり返済額が高額になる
    2. 返済期日を過ぎると悪質な取り立てをされる可能性がある
    3. 「闇金」とわからない手口にも注意
    4. 怪しいと感じたら利用しない!登録業者かどうかを確認
  7. 「ブラックリストでお金を借りる」に関連するよくある疑問
    1. Q ブラックリストでも消費者金融カードローンでお金を借りることができますか?
    2. Q ブラックリストなのにお金を貸す業者が危険な理由は?
    3. Q ブラックリストに載ってしまうと今後お金を借りることはできなくなりますか?
    4. Q 携帯電話の通話料金を延滞するとブラックリストに載りますか?
    5. Q ブラックリストになりどこからもお金を借りることもできず返済にも困っています。債務整理を検討したいのですがどこに相談すればよいですか?
  8. お金を借りる際は安易に借りない!返済のことを考えて慎重に借りる

ブラックリストになってしまうと消費者金融や銀行の審査が通らない

「ブラックリスト」になってしまうと、消費者金融カードローンや銀行カードローンなど、お金を借りる際の審査に通れません。なぜ審査通過できずお金を借りることができないのでしょうか?

ブラックリストとは信用情報に金融事故と言われるネガティブ情報が登録されていること

「ブラックリスト」だとカードローンやクレジットカードなどの審査通過できない、と言われます。そもそもブラックリストと呼ばれていますが、審査通過させないためのリストが存在するわけではありません。

ブラックリストというのは、信用情報に金融事故の情報が登録されているということです。

信用情報とはローンやクレジットなどの申し込みや契約など、取引内容を登録した個人情報のことです。カードローンをはじめさまざまなローンやクレジットカードの審査では、信用情報を確認します。

信用情報を確認することで、次のような点をチェックします。

  • カードローンやクレジットカードなどの申し込み件数
  • 他社からの借入金額
  • 返済に関する遅延や延滞
  • 債務整理の情報

特に、返済に関する遅延や延滞の情報、債務整理に関する情報があれば、「返済に関する信用」がないと判断され、お金を借りる際の審査には通りません。

また、消費者金融などの貸金業者からお金を借りる際には、年収の3分の1を超える貸付ができないため、他社からの借入金額も確認します。

「ブラックリスト」というリストはありませんが、信用情報に「返済に関する不安要素」が登録されていると、ブラックリストと言われることがあり、審査通過はできません。結果、お金を借りることができないということです。

ブラックリストになってしまうと返済に関する信頼を失うのでお金を借りることができなくなる

消費者金融や銀行からお金を借りる際には必ず審査がありますが、信用情報に登録されている情報によっては「返済してもらえない」と判断され、お金を借りることができません。

信用情報はCICやJICC、全国銀行個人信用情報センターといった信用情報機関に登録されています。信用情報機関では、主に次のような情報を確認できます。

本人に関する情報 氏名や生年月日、郵便番号や電話番号、勤務先など
契約に関する情報 契約日や契約の種類、支払い回数や契約金額など
支払い状況に関する情報 貸付日や出金額、残高、遅延の有無、延滞解消日、破産などの債務整理や保証履行に関する情報など

お金を貸す側は、上記のような内容をチェックし、返済が遅れていたり、滞納したりしていると、お金を貸しても返済してもらえないリスクがある、と判断するため審査を通さないのです。

お金を借りる際の審査では信用情報を必ず確認する

お金を借りる際には、返済可能であることを信用してもらわなければなりません。しかし、申し込みの際に、他社からの借入金額を少なく書いたり、他社との契約件数を少なく申請したりしても、すぐにバレてしまいます。

さらに、返済が遅れていたり、滞納したり、強制解約をしたりしていれば、それらの情報を隠すことはできません。お金を借りる際の契約において、信用情報は基本的にしっかりチェックされるからです。

消費者金融などの貸金業者を利用する際は、貸金業法で返済能力を確認することが義務付けられているため、信用情報機関の情報は必ず確認します。

お金を貸して返済してもらえないと、貸し倒れのリスクを背負うことになります。返済能力を調査して「お金を貸しても大丈夫」と判断できなければ、お金を貸すことはできません。

そのため、ブラックリストと言われる人はお金を借りることができないのです。

ブラックリストでお金を借りることはできるのは質屋か親族だが注意も必要

ブラックリストの場合、消費者金融や銀行などからお金を借りることはできませんが、質屋や家族からならお金を借りることが可能です。質屋や家族にお金を借りるのはメリットもありますが、注意点もあります。

質屋なら信用情報の確認も審査もなしでお金を借りることが可能

質屋でお金を借りる際には、審査がありません。信用情報の確認もないので、他社からの借り入れがたくさんあっても、返済が遅れていても、お金を借りることが可能です。

カードローンなどは安定した収入が継続してあることや、借入総額が総量規制を超えていないなどの条件がありますが、質屋では無職でもお金を借りることができます。

本人が確認できる書類の提示は求められますが、年収や勤務先などの情報を提出する必要もありません。

預ける品物がないとお金を借りることができない

質屋からお金を借りるには、預ける品物が必要です。品物を査定してもらい、査定額分のお金を借りることができます。質店によって異なりますが、預かってもらえるのは主に次のようなものです。

  • ブランド品(バッグやアクセサリー、時計など)
  • 家電製品
  • 貴金属
  • カメラ
  • 楽器 など

品物の状態や種類などによっては預かってもらえない場合もあることは認識しておきましょう。

希望通りのお金を借りることができない場合もある

質屋で借りられるお金は預ける品物によるので、必ずしも希望通りの金額が借りられるとは限りません。質屋の場合、売却するときの7~8割程度の査定と言われていて、売却時よりも査定額が低くなるのが一般的です。

期日通りに返済をしないと預けた品物は質流れになる

質屋の場合、期日までに借りた金額と利息を払えば、預けた品物が手元に戻ってきます。その点はメリットと言えるでしょう。ただし、期日までに支払わないと質流れと言って、預けた品物は戻ってきません。

返済の義務はないので、返済できない場合は預けた品物をあきらめれば済むことす。もしくは、利息を払えば期日を延ばしてもらうことも可能です。

質屋では支払いの期日を延ばしてもらっても、返済遅延とはなりません。ブラックリストになることもありません。

家族からお金を借りる際には信頼を失わない借り方をする

ブラックリストでどこからもお金を借りることができない場合、親や兄弟・姉妹など家族から借りる方法があります。審査もなければ、利息を取られることもないでしょう。しかし、親族からお金を借りる際には、信用を失わないようにすることです。

言えば貸してくれるからと、何度も借りたり、返済すると言うだけで借りたお金を返さなかったりすれば、家族との信頼関係も崩れてしまいます。

家族からお金を借りる際には、次のような点に注意しましょう。

  • お金が必要な理由を伝える
  • 返済期日を決めて必ず返済する
  • 必要な金額だけを借りる

「お金を貸してほしい」と家族に言うと、失業してしまったのか?詐欺にでもあったのか?など、心配されることもあります。少しでも心配させないよう、返済できる旨を踏まえ理由をきちんと話してお金を借りるようにしましょう。

家族といえども、借りたお金は返済することが必要です。無理のない返済期日を決めて、必ず返済をするようにしましょう。そのためにも、返済可能な金額を借りることも大切です。

中小消費者金融ならブラックリストでもお金を借りられると言われるが注意が必要

大手消費者金融は、ブラックリストと言われる情報が信用情報にあると、カードローンを契約しお金を借りることはできません。しかし、中小の消費者金融の中には、ブラックリストであっても状況によっては相談にのってくれるケースがあると言われています。

しかし、もしお金を借りることができたとしても、借入をすれば返済しなければなりません。すでに他社からの借り入れは返済してあり、情報だけが登録されているならまだしも、他社からの借り入れが残っている状態ではさらに借金が増えるだけです。

返済負担が大きくなるだけなので、新規の借り入れはよく検討した方がよいでしょう。

ブラックリストとされる情報は永久的なものではなく登録期間がある

ブラックリストとされる情報をはじめ、信用情報機関に登録されている情報は登録期間があり、期間が過ぎれば情報は消えます。審査に影響する情報が消えれば、審査に通る可能性も出てきます。

信用情報機関に登録されている情報の期間の目安は次の通りです。

契約内容関連情報 契約終了後5年以内
返済状況関連情報 契約終了後5年以内
債務整理や強制解約などの情報 契約終了後5年以内
申し込みに関する情報 6ヵ月以内

ただし、カードローンなどの審査は、信用情報だけで決まるものではありません。信用情報に問題がなくても、年収や他社からの借入件数、勤続年数など総合的に判断されるため、信用情報に問題がなくても必ずお金を借りることができるとは限りません。

信用情報機関の登録情報は確認をすることが可能です。有料ですが、登録情報について知りたい場合は信用情報機関に情報開示の申し込みをしてみるとよいでしょう。

ブラックリストになってしまう原因を把握する

ブラックリストになってしまうと、カードローンやクレジットカードの審査も、各種ローンの審査も通らず、お金を借りることができません。そうならないためには、ブラックリストにならないことです。

借りたお金を返済できない、クレジットカードなどの利用料金を支払えない、などといったことを繰り返すと、ブラックリストになってしまいます。なぜ返済遅延や返済を滞納してしまうのか?その原因を把握しましょう。

返済期日を守らない習慣がついている

返済期限を守らず、来月まとめて返済すればよい、などと気軽に考えていると返済できなくなり、ブラックリストになる可能性が高くなります。

返済期日を過ぎると、遅延損害金が発生します。

「今月の返済日を延ばす」場合、遅延損害金が発生します。
遅延損害金の計算方法
遅延損害金 = 利用金額 × 遅延損害金(年率20.0%)÷ 365日 × 延滞日数
※うるう年は366日となります。

引用元:アイフル 返済時の注意点

返済が遅れるほど、返済総額は増えてしまいます。また、翌月にまとめて支払いをしようと思っても、2倍の金額を払うのは難しいものです。結果、返済ができずに滞納してしまうことになりがちです。

複数の借入先があると返済日がわからなくなったり、うっかり忘れてしまったりすることもあります。1日くらい遅れてもいいか、など返済期日を守らない習慣がついてしまうと、ブラックリストになりやすいので注意しましょう。

必要以上にお金を借りることで返済負担が大きくなっている

返済が遅れたり、滞納したりする要因として、必要以上にお金を借りてしまうことが考えられます。カードローンは利用可能額の範囲内で、借りたり、返済したり繰り返して利用することが可能です。

必要なお金が1万円でも、借りられるなら2万円借りて買い物をしよう、などと考えてしまうと、返済が増えてしまいます。必要以上にお金を借りると、返済負担が大きくなってしまい返済できなくなるリスクが生じます。

返済のことを考えないなど無計画にお金を借りている

自由にお金を借りることができると、返済のことを考えずにお金を借りてしまうということもあるでしょう。ローンカードやスマホなどがあればコンビニでも借入ができるものが多く、自分の銀行口座から引き出すようにお金を借りてしまうのは危険です。

お金を引き出すことはできても、それは借金なので返済が伴います。借入が多くなれば、当然返済も増えるのですが、返済がどれくらいになるか計算せずにお金を借りてしまうと、返済に苦しむことになります。

借入金額や利用代金を把握していない

借入や返済の金額を把握していないと、いつの間にか返済金額が増えてしまい、返済日に返済できなくなることがあります。

利用金額や返済金額を把握していれば、支払いが多いので借入は控えようなど注意することができますが、把握していないと「これくらいなら返済できるだろう」と安易に考え、返済が大変になってしまうことがあります。

携帯端末を分割で購入した場合に支払いを滞納している

信用情報機関に登録されるのは、カードローンの借入や返済に関する情報だけではありません。信用情報には分割で買い物をした情報も登録されます。

そのため、携帯端末を分割で購入した場合、支払いを滞納するとその情報も登録されるので注意しましょう。

ブラックリストにならないために!お金を借りる前に要確認

ブラックリストにならないためには、返済遅延や滞納をしないことです。カードローンを契約していれば、簡単にお金を借りることができますが、気軽にお金を借りる前によく考えることが必要です。

お金を借りる際には、次のようなことを確認し、慎重にお金を借りるようにしましょう。

本当にその金額が必要か確認する

借りられる金額がたくさんあると、つい余計に借りたくなってしまうこともあります。しかし、借り過ぎは返済負担を大きくしてしまうもの。必要以上の借入はしないようにしましょう。

お金を借りる際には、本当に必要な金額はいくらかを計算し、余計に借りないことです。

返済金額と返済期日を確認する

お金を借りるときには、返済金額がいくらになるのか、いつ返済するのか、をきちんと確認しましょう。借入には利息がつきます。元金だけでなく、利息を払うことも忘れてはいけません。

大手消費者金融カードローンでは、はじめての利用なら1ヵ月間は無利息で利用できるなどのサービスを提供しているケースが多いです。そういったサービスを利用すればお得です。

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また、返済総額を減らすには、繰上げ返済をするのもおすすめです。返済期間が短くなる分、支払う利息も減らすことができます。

返済日に返済可能かどうか家計の状況を確認する

無理なく返済をするには、収入と支出を把握することが必要です。今お金を借りたら返済日はいつで、無理なく返済できるのか、を計算し借り入れをするようにしましょう。

どうしても借入をしないと支払いができない、生活に困ってしまう、という場合は、家計をやりくりしたり、アルバイトなどで稼いだり、家にあるものを売るなどの方法でお金を作ることです。

返済の目途が立たずに借りてしまうと、今度は借金を返済するために借り入れをすることになってしまいます。不足分を借りて返済すれば、翌月は返済額が増え、その分が返済できないと再度、借り入れをしてしまうという事態に。

それを繰り返していくと、借金が増えていくだけでどのカードローンも限度額まで借りてしまい、どこからも借りられなくなる、という状況になってしまいます。返済のための借入はできるだけ避け、他の方法で返済をするようにしましょう。

借りた分を返済してから借りるようにして借入額を増やさない

返済を増やさないためには、借りた分を返済してから借りることです。返済が終わっていないのに再度借り入れをすれば、返済額は増えていくだけです。

借りることより返済することを考え、余裕のある月は少しでも多く返済し、借金を早く返済できるようにしましょう。

ブラックリストでお金を借りることができなくなったら債務整理という選択肢もある

ブラックリストになるとどこからもお金を借りられなくなります。返済日を過ぎればカードは利用停止になり、返済の滞納を続けていれば、強制解約になることも。最悪の場合、給料や家を差し押さえられてしまう可能性もあります。

そうなる前に、債務整理をして借金を無理なく返済していくことを検討するのも方法の一つです。

債務整理には主に4つの種類があり適した方法を選択する

債務整理には、主に次の4種類があります。

任意整理 裁判所を通さず、司法書士や弁護士が借入先と交渉し負担のない返済にしてもらう方法。過払い金などの計算も行う。
特定調停 お金を借りた方と貸した方が返済について話し合いをしていく方法。裁判所が仲裁役となり話を進めていく。
個人再生 裁判所に申し立てをして、借入を減額してもらい原則3年(最長5年)で返済をしていく手続き。
自己破産 支払いができないことを裁判所に申し立て、支払いを免除してもらう手続き。ただし、財産などは処分して返済に充てられる。

債務整理を進めていくにあたり、交渉が重要になります。そのため、司法書士や弁護士など専門家に相談し、適した方法を選択するとよいでしょう。

債務整理をすると無理のない返済ができるようになる

債務整理をすると話し合いによって返済額が減ることもあります。返済期間も3年間、5年間と長くなり、無理なく返済できるようになるでしょう。

債務整理を始めると、督促も止まります。返済ができないと、督促の連絡も精神的な負担になるものです。返済負担が軽くなるだけでなく、返済を催促する連絡が来なくなることも精神的に楽になれるでしょう。

債務整理をするとブラックリストになり新規でカードローンなどは契約できなくなる

債務整理をすると、信用情報に登録されます。そのため、新規でカードローンやクレジットカードなどの契約はできなくなります。

信用情報機関には登録機関があるのでそれを過ぎれば、また新規で契約も可能になるでしょう。ただし、債務整理を行ったカードローン会社などには、債務整理や強制解約などの情報は残るとされています。

過去に債務整理などを行った場合、同じカードローン会社や関連する業者との契約はできない可能性もあります。

ブラックリストでお金を借りることができると言う業者を利用してはいけない

どうしてもお金を借りたいと考えると、「ブラックリストでもお金を貸します」という誘いに乗ってしまいたくなるものです。しかし、ブラックリストでもお金を貸す業者は、闇金などの悪質な業者である可能性が高いので注意が必要です。

闇金からお金を借りると高い利息で借りることになり返済額が高額になる

違法な高い利息でお金を貸すのが闇金の特徴です。貸金業者として登録している業者は、法律で決められている上限を守り利息を設定しています。

利用者の皆さまの金利負担の軽減を図るため、法律が改正され2010年6月に上限金利が引き下げられました。お借入れの上限金利は、借入金額に応じて年15%~20%となっています。

引用元:日本貸金業協会 5 お借入れの上限金利は、年15%~20%です

闇金などの悪質業者は、「トイチ(10日で10%)」、「トサン(10日で30%)」などといった高い利息でお金を貸すため、とても返済しきれなくなります。

返済期日を過ぎると悪質な取り立てをされる可能性がある

悪質な取り立ては、貸金業法で禁止されています。さらに、金融庁などでも規制を強化しています。

正当な理由のない夜間の取立て、勤務先等居宅以外への電話や訪問、第三者への弁済の要求など行ってはならない取立行為の具体例について、法律で明確にされるとともに、罰則も引き上げられました(無登録業者の行為も罰則の対象となります)。

引用元:金融庁 4. 違法な取立行為の規制強化

このような規制があっても、メールや電話でしつこい取り立てがあったり、脅されたり、返済の代わりと言われ犯罪に巻き込まれたりする危険もあります。

さらに、個人情報をインターネットでさらされたり、銀行口座を犯罪に利用されたりすることもあるので、注意が必要です。

「闇金」とわからない手口にも注意

一見、闇金や悪質な金融業者だとわからない手法で、お金を貸すことがあります。特に、次のような方法でお金を借りるのは危険なので注意しましょう。

  • 個人間融資
  • 年金担保融資
  • 給与の買い取り

SNSなどで個人名を記載しお金を貸すという個人間融資は違法行為です。お金を貸せるのは貸金業者として登録している業者のみ。個人名であっても、実際は闇金などの悪質業者が関わっていることがほとんどです。

年金担保融資は年金を担保にお金を借りることができる融資方法ですが、現在この制度は行われていません。年金を担保にお金を貸すという業者を信用しないようにしましょう。

年金受給者がカードローンでお金を借りる方法はこちらへ → 年金受給者が借りれるカードローン

給与ファクタリングとも呼ばれる給与の買い取りは、給料日前に給与を債権として売り、現金化できる方法です。貸金業としての登録業者以外はできません。闇金などが勧誘し、高額な手数料などを取るなどの被害が生じているので注意が必要です。

怪しいと感じたら利用しない!登録業者かどうかを確認

ブラックリストでどこからもお金を借りることができないと、「ブラックでもすぐに融資可能」などといった甘い誘いには乗ってしまいたくなるでしょう。しかし、お金を借りてホッとするのはほんの一時です。そのあとはもっと精神的負担を抱えなければなりません。

悪質業者からお金を借りないためにも、怪しいと感じる業者からはお金を借りないようにしましょう。お金を借りる前に、金融庁や日本貸金業協会のWebサイトで登録されているかどうかを必ず確認してください。

「ブラックリストでお金を借りる」に関連するよくある疑問

「ブラックリストでお金を借りる」に関連するよくある疑問を集めてみました。参考になさってください。

Q ブラックリストでも消費者金融カードローンでお金を借りることができますか?

A  ブラックリストでは消費者金融カードローンの審査は通らないので、お金を借りることはできません。

Q ブラックリストなのにお金を貸す業者が危険な理由は?

A  闇金などの悪質業者である可能性が高いからです。違法は高い金利でお金を貸したり、悪質な取り立てをされたり、最悪な場合は犯罪に加担させられたりする危険があります。悪質業者からはお金を借りないようにしましょう。

Q ブラックリストに載ってしまうと今後お金を借りることはできなくなりますか?

A  ブラックリストになっても、一生お金を借りることができないということはありません。信用情報への登録には期間があるので、登録期間を過ぎればお金を借りる際の審査に通る可能性はあります。

Q 携帯電話の通話料金を延滞するとブラックリストに載りますか?

A  携帯電話の通話料金のみの場合は信用情報に登録されません。しかし、携帯端末を分割払いにしたり、クレジットカードを利用したりして延滞すると、信用情報に登録されるので注意しましょう。

Q ブラックリストになりどこからもお金を借りることもできず返済にも困っています。債務整理を検討したいのですがどこに相談すればよいですか?

A  債務整理の実績のある弁護士や司法書士、または国民生活センターや消費生活センターなどに早めに相談をしましょう。

お金を借りる際は安易に借りない!返済のことを考えて慎重に借りる

ブラックリストになるというのは、カードローンやクレジットカードなどを利用した際、返済を期日通りに行わなかったり、返済を滞納したりして、その情報が信用情報機関に登録されたということです。

お金を借りる際には、「返済可能かどうか」を審査されるため、信用情報に返済に関して信用できない情報があれば、審査通過はできません。

ブラックリストになるのは、お金を借りる際、返済できるかどうかを確認しなかったり、必要以上に借りてしまったりすることが原因の一つです。

ブラックリストになると、新規でローンの契約が結べなくなります。そうなる前に、お金を借りる際は、慎重に、返済のことを考えて借りるようにしましょう。